10/21~10/23までお店をお休みさせていただいて来月のツールド沖縄に向けた最後の合宿へ行ってきました。
火曜日に店舗の営業が終わってから自走で竹芝桟橋へ。
浅草のお店からは30分もあれば到着するのですが先月の大島合宿の際は店に忘れ物をし戻ったところ竹芝桟橋へ着くのがぎりぎりになってしまったため今回は余裕を持って出航の1時間より少し前に到着しあせらず輪行する。
22時に大島へ向け船が出港する。
まだ夜はなにも食べてなかったので乗船後いつものように食堂へ行き可もなく不可もないような食事をパパッと済ませる。
それからシャワー室でシャワーを浴びてからデッキに出ると人は少ない。
やはり平日でしかもオフシーズンだからか。
明日は朝6時に大島着なので早々に寝る。
朝、大島へ着くと晴れていて暖かい。
今回お世話になるホテルの人が車で迎えにきていた。
折角なので輪行袋のまま自分もホテルまで連れていってもらう。
ですが、こちらのこのホテルには衝撃的な事実がありました。
前日にホテルへ電話したところ今はオフシーズンで宿泊する人も少ないのでオーナーがひとりで経営していたようなんですがそのオーナーの身内に不幸があったそうで自宅に帰ららなければならいとのこと。
自分が宿泊する当日の昼には船で東京に戻ってしまうそうだ。
宿泊料も安くしてくれるし気楽だからいいかとOKした。
2日間宿泊するホテルです。意外に大きい、これからここで一人で宿泊です。
輪行袋をといて7時過ぎには走り始める。
まずは大島を1周して戻ってくると観光協会へ災害復興割引で安くなる割引券もらいに行く。
宿に戻って2日分の割引券をオーナーへ渡しホテルの鍵まで預かる。
帰るとき鍵はどうするのかと思ったら入口脇にある植木鉢の下に入れておいて欲しいとのこと。
大島2周目へ向かう。
大島の西側にあたる場所にある世界的にも有名な地層。
これだけきれいに隆起した地層はとても貴重らしい。
2周半を終えるとちょうどお昼すぎなのでホテルで教えてもらった大島南端の港町である波浮港にある「港鮨」へ行ってみる。
波浮港は昭和にタイムスリップしたような懐かしさを感じる港町です。
これまたまさに昭和な感じの小さな集落が密集する路地の先に
「港鮨」があります。
地魚の握りを注文。これで汁物も付いて1750円!
こんなところといっては失礼ですがきれいな寿司屋さんです。
地元大島の人が行く寿司屋さんらしいリーズナブルさです。
やはりここも東京だけあって寿司のにぎり方はシャリもネタも小さめな江戸前でした。
浅草育ちの自分は江戸前以外はあまり好きではないのでとても満足でした。
帰りがけにお寿司屋さんのおかみさんから「これからどこを走るんですか?」と聞かれたので「今日は島を2周半したところであと1周半します」と言ったらたいそう驚かれた。
島を反時計周りに回ると島南端にある筆島といわれるあたりから10キロほど登りになります。
筆島は波浮港から3キロほどです。
これが「筆島」です。大昔の噴火口のなごりで周りの地形が隆起したことで噴火口は海の波で浸食されて残ったものが筆に似た形になったようです。
今回はこの登りで試しておきたいことがありました。
先月に大島へ来た際にはまだ前々日に組んだばかりのロードで行ったのですがいつものギア比で登ると登りにくかった。
そこで最近のプロ選手のように軽いギアで回して登るとどうだろうと思いリアスプロケットを12-25Tから12-27Tへ変更してみた。
やっぱりこれが大正解!
25Tから27Tにするだけで走りやすさが違うしアベレージスピードを維持しやすくもなった。
ちなみクランクはノーマルなので52-39Tです。
登りが終わると緩く下って大島公園を通過する。
大島公園の手前あたりは道も細く何度も切り返しのコーナーがあるが最近流行りの太いタイヤにしたのとフレームの素直なハンドリングのおかげで切り返しもスムーズにできる。
タイヤは日本が誇るIRCの「ASPITE PRO 26C」です。
やっぱり最近のレーシングフレームは高剛性化が著しいので軽いギア比に太いタイヤという組み合わせがいいように思う。
下りきると泉津という集落に出る。
泉津は船が到着した岡田港の近くにあります。
ここからは緩い登りが岡田の先までありトンネルをいくつか通過する。
あとは大島最大の町「元町」まで緩く下る。
そんなこんなで16時ごろに4周を走り終えてホテルに戻る。
当たり前ですが既に誰もいません。
まずはいつもの合宿の定番「御神火温泉」へ。
ここは元町の海沿いにある天然温泉でホテルも元町なので歩いて数分。
1回大人1000円なんですが3日間パスポートというのがありこちらを購入すると1200円で3日間入り放題で隣の「浜の湯」もこれで入れるお得なパスポート。
いつも合宿は2泊3日なのでこちらを購入してます。
温泉には来年1月に開催される大島でのアジア選手権ポスターが貼ってありました。
温泉から戻り夜はホテル近くの居酒屋で。
ここも地元の人が多いみたいでリーズナブルでした。
またまたホテルに戻るとあたりはすっかり真っ暗。
ホテルロビーに鎮座するなにやら立派な柱時計が時々時間を知らせボンボンいうのですが誰もいないホテルではその度に怪しさが増す。
夜は暇なのでその柱時計の脇にあるミニビリヤードをやってみる。
ビリヤードなんてバブル時期に流行ったとき以来かも。
20数年ぶりなのに意外に出来た!
しかし、そもそも下手だったんで自分的にはです。
そして夜は幸いにもなにも異常はなく朝になる。
朝は出るのが遅かったので三原山を登山道路から登る。
登山道路は1周道路から約10キロのヒルクライム。
また下ってくると既にお昼。
今日も教えてもらったところでご飯にする。
大島の空港近く万立浜にあるレストラン「まんたて」
ここは画像を撮り忘れたので食べログをリンクしておきました。
元町から海沿いにあるランニング用に整備された道を行くと万立浜がありすぐそこです。
この道は自転車初心者にとってもずっと平坦なのでいいらしいです。
島はここの道以外には平坦なところはありません。
万立浜までの途中には海の絶景を見ながら休憩できる場所もあり晴れた暖かい日は昼寝すると良さそう。
ここのお店は海鮮もの以外にも洋食もあって刺身や寿司など魚に飽きたときにもいいかしれません。
自分はこの日の定食海鮮を食べました。
それと定食はご飯のおかわり自由でした。
なかなか美味しくやっぱり地元の人が行くお店はいいです。
お昼どきは混んでいるので大勢で行くときは予約しないと無理そうです。
おかわりをして食べ過ぎたので元町までは裏道をゆっくり行く。
お腹もこなれたきたのでこんどは三原山を別ルート「御神火ライン」から登ってみる。
すると登ってすぐに工事現場のひとに声をかけられた。
この先は台風でがけ崩れがあって走れないとのこと。
仕方なく1周道路に戻り南下する。
波浮港まで来たが昨日の疲れもあり時間も半端なのでここから折り返してホテルに戻る。
洗濯を済ませ2日分のジャージを干してからおなじみの御神火温泉へ。
御神火温泉はジャグジーやサウナもあるのですが走ったあとの疲労回復には打たせ湯がおすすめです。
翌日は上半身の疲れが全くない。
今日も居酒屋だと飲食代が高くつくので温泉の食堂で軽く済ませてから大島最大の飲食店「紅屋」で明日の朝の分を購入してホテルに戻る。
翌日は15時5分発のジェット船が最終便なので午前中だけ島を1周して戻ってから温泉へ。
ホテルに戻って帰り支度をして2時ぐらいにホテルをあとにする。
渡された鍵を掛けてから言われたとおり植木鉢の下に鍵を置いておく。
大島には漁港ではない客船やジェット船が着く港が2つありその日の海況で変わります。
元町と岡田の2つがあり波が静かなときは元町でそれ以外は岡田となっているのですが私の経験では大島に10回ぐらい訪れた中で元町だったのは東京から着いたとき1回と戻るとき1回だけだったのでほとんどは岡田港だと思います。
ジェット船は港を出ると案外すぐに加速して最高時速に近い78キロぐらいで巡航です。
大型客船では4時間ぐらいかかるところを1時間45分で到着です。
竹芝桟橋には夕方5時前には到着、ロードを袋からだして自宅までの帰路につく。
浅草生まれの店主が営む浅草の小さな自転車屋
BIKE SHOP SPIRITO(スピリート)
TEL:03-6240-6290
店舗HP
メールでの問い合わせ spirito-bike@nifty.com
(現在問い合わせフォームのリンクが切れておりますのでメールでの問い合わせはこちらにお願いします)
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