先月よりオランダメーカー「KOGA」の取り扱いを始めました。
コガは以前スキルシマノが使用していたメーカーです。
私がロードに乗り始めた30年ほど前は「KOGA MIYATA」といって日本の宮田と技術提携して作られていてその当時は数少ない日本でも入手できるヨーロッパ車でした。
今は宮田は外れていますが自分にとっては懐かしくもあるメーカーです。
昔は身体の大きな屈強なオランダ人が石畳を疾走しても壊れないレーシングバイクというイメージでしたがシマノスキル時代にマルセルキッテルがスプリントで勝利を量産していたことからスプリントに強いステージレース向けのフレームという感じのイメージでしょうか。
先日、早速納車させていただきました。
ご近所にお住まいのご夫婦の奥様に納車させていただきました。
画像は自転車を撮影する鉄則であるドライブトレイン側と逆になってしまっておりますが…
モデルはA-Limited105でアルミの軽量フレームを採用しシマノ105フルセットのコガらしい質実剛健なモデルです。
当店は完成車およびフレームのバラ組でお買い上げいただいた場合はフィッティングとガラスコーティングを無料で行っています。
こちらも納車前にフィティングをしてその結果一部のパーツを交換しています。
交換したのは…
まずはハンドルです。
フレームサイズが470mmと小さいサイズながらハンドル幅が400mmと広めのものでしたので幅の狭いものへ交換しました。
交換したものは東京サンエスさんのオリジナルブランドディズナの「ジェイフィットアークFZ」という新製品でハンドル形状がドロップ、リーチともに短いだけでなくブレーキブラケットが握りやすくなったものです。
ちなみにバーテープは純正ではブラックでしたがフレームに合わせてフィジークのオレンジへ変更してあります。
次に
シートピラーです。
これもディズナのシートピラーでアークシートポストです。
なぜ交換したかというとフィッティングの結果サドルもかなり後ろへ後退させなければならずオフセットの大きなシートピラーが必要だったためです。こちらはオフセットが35mmあります。
フィッティングをすると身長の低い人ほどサドルを後ろへ後退させなければならないことが多くなります。
それは小さいサイズのフレームほど設計上シート角を立たせなければならないことでサドルが前に来てしまうためです。
このあたりのことは当店でフィティングをさせていただいた際に身長の低めの方には詳しく説明させていただいています。
最後に
クランクも交換しました。
標準で105が装着されているので性能面では全く問題ないのですがこちらもハンドルと同じく小さいフレームサイズながら170mmと長めのクランクでした。
そこで交換したのはこれもディズナの「ラ・クランク」です。
東京サンエスさんは欧米人に比べ身体が小さめの日本人でも無理なくフィットするよう身体に接する部分のパーツにこだわっていますがなんとクランクまであります。
これはシマノにはないクランク長の162.5mmのクランクです。
歯数もシマノにはない49×35Tです。
フィッティングの結果とオーナーの方の乗り方を考慮してこちらになりました。
以前もアルミに乗られていたのですがだいぶ車重も軽くなったのと身体と乗り方に合わせたフィティングでかなり乗りやすくなったようで先日は今までよりも2倍の距離を乗れるようになったとのこと。
こちらのモデルは現行モデルですが特価で販売が可能です、他にもコガには特価の完成車やフレームがありますのでお値段や在庫等は下記メールか電話にてお問合せください。
浅草生まれの店主が営む浅草の小さな自転車屋
BIKE SHOP SPIRITO(スピリート)
TEL:03-5849-4701
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メールでの問い合わせ 2012spiritobike@gmail.com
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